「みんなのエンデバ便り」③【小学5年生父母】

 息子は以前、別のチームで野球を習っていました。ただ、そのチームは週に1回、1時間だけの練習。学年が上がるにつれてだんだんと物足りなさを感じはじめ、地域の少年野球チームへの入団を検討し始めました。それが小3~4年にかけての春休みの頃でした。

 そこで、クラスの友人も在籍していたエンデバに一度体験練習に行ってみました!…が、本人は、体験練習自体は楽しかったものの、まだ一歩踏み出す勇気が出ず、入団は延期することに…。一方で父としては、自分が小5から野球を始め、スタートが遅れたという思いがあったため、しっかり野球をするなら早く入団したほうがいいと思っていました。そのため、入団をめぐって息子と押し問答の日々。結果、小4の夏に別の友達を誘って一緒に再度体験練習に参加してみると、やっぱりエンデバで野球をするのは楽しかったし、その友達も入団すると決めた様子。…ということで、ついに本人も決断し、エンデバとしての活動が始まりました。

 入団してからは、コロナ太り気味だった身体が引き締まり、早寝早起きの規則正しい生活もできるようになりました。また、今年度5年生チームでのキャプテンを任されると、周りのメンバーの様子を見て声をかけたり、チームを盛り上げるために大きな声を出したり、帯同した下級生の面倒を見たりと、精神的に大きな成長を遂げることができています。

 入団して間もない頃は、コーチの指導する言葉に落ち込み、つらい思いをしていた様子も見られました。期待の裏返しの言葉とはいえ、他のメンバーもいる中で何度も指導を受けることは息子にとって悔しく、悲しいことでした。また、ヒジを痛めてしまい、なかなか思うように練習や試合ができない日々もあり、本人はもとより、親としても「もっと早く気づいてやれていれば」とつらかったです。

 ただ、このようなつらい状況の中でも、いつでもメンバーは息子の味方、仲間でいてくれるし、父母の皆さんもいつも声をかけてくれました。親子ともに、良い友達、良い仲間が増えたことが、エンデバに入団した何よりの収穫だと感じています。コーチ陣も、時には厳しい指導もありますが、息子が初打席で初タイムリーを打てた試合では、自分のことのように一緒に喜んでくれました。この出来事は、今でも親としての一番の思い出です。

 ちなみに、息子本人は、昨年度卒団した現中学1年生のチームの試合に同行し、先輩たちのかっこいい野球を見たことが一番の思い出と言っています。グランドに入ると強くてかっこいい、グランドを離れると優しくて面白い先輩たち…。今、息子はおかげさまで仲間に恵まれ、楽しく野球をすることができています。なので、次は、憧れの先輩たちのようにもっと強くなりたい!この仲間と一緒に試合に勝ちたい!そのために、毎日素振りに励んでいるところです。

 親の私達から見ても、エンデバは本当に、メンバー同士が仲の良いチームです。学年の上下関係なく、みんながみんなに声をかけ、同じチームの仲間として活動しています。父母のみなさんも学年に関係なく、みんなでみんなを見守っています。これからもこのエンデバの仲の良さを保ち、楽しく野球をして、そして技術面も精神面も大きく成長していける、そんなチームであってほしいです。在団しているみなさん、これからもどうぞよろしくお願いします。

 そして、入団を検討してくださっているみなさんは、この仲の良い雰囲気の中で野球をする楽しさを、まずはぜひ体験しにきてください。お待ちしています。